最近 粉と発酵の世界にはまっています。
粉と水にイースト菌などふくらむ作用のある酵母を加えてこねて焼く。
このシンプルな方法で幾通りものパンができる。
なんか、すごいですよね!

酵母ってそもそも何?
パンやお菓子作りでよく使うイースト菌は?
そんな疑問をずっと持っていて、ちょっと自分のために調べてみたのでした。

 !?!?!

なんとビックリ、イースト(yeast)って英語で酵母って意味で、別物じゃなかったんですね!
日本語では、イーストってパンやお菓子用の”イースト菌”としてよく使われるので、イーストという名前の菌かと思ってました。
ドイツ語ではHefe(ヘーフェ)で、こちらは、英語のyeastと同様、酵母という広い意味で使われています。

ドイツでは、新型コロナでロックダウン中に、スーパーから製菓製パン用のHefe(イースト菌)が棚から長い間消えていました。
みんな自宅で過ごしているのでパンやケーキを焼く人が増え、急激に需要が増えて生産が追い付かず、と言われていました。
ちょっとしたホームメイド パン・ケーキブームだったと思います。
なのに、Hefe(イースト菌)が売り切れで手に入らない。。。ということで、イースト菌無しパンやケーキの作り方が話題になっていました。

そんな時ふと思い出したことが!
ドイツ人の中には、イースト菌が苦手という人、結構いるのです。
匂いが苦手、消化しにくくもたれる感じ、腸に持病がある人は控えているという話もよく聞きます。
でも、手作りHefe(イースト菌)なら大丈夫!という人も。
え?手作り?と興味を持ったのは数年前でしたが、ずっと忘れてて💦
思い出して調べてみると!

ありましたよ!Hefewasser、直訳すると酵母水、誰でも簡単にできそう!です。
ということで、チャレンジしてみることに。
IMG_3575 (2)
いろいろなレシピがあるのですが、まずは、旬のもの利用で!
庭にあるトマトで作ることにしました。
無農薬だし、いろんな菌がくっついて発酵には良さそう。

材料は、トマト・ミネラルウォーター(ガス無し)・ハチミツの3つです。
瓶に入れてよく振ってハチミツを溶かして、そのまま室温で放置。
お手入れは1日2回。空気を入れるためフタを開けて閉める、そして、よーく振る。
この☝写真は2日目のものです。

ここまで書いててふと思ったのですが、これ☝、日本で言う天然酵母パンの種みたいなものと同じなのかしら?
ですよねー?、きっと。

どんなふうに酵母菌が育ってくれるのかとっても楽しみです。



次回日本に帰国することができたら、日本の天然酵母パンを意識して食べてみたいなあ。





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