ドイツで暮らし始めて大変だな~と思ったのは、日本風のたれやソース、ドレッシングが普通のスーパーで市販されていなかったこと。
なので、醤油や味噌など基本調味料を使っていろいろな万能調味料を作るのは楽しみの一つになりました。
自分で作ってみると、結構おいしい!
サラダのドレッシングや野菜スティック用のディップソースなど、味噌や醤油がベースの和風な味付けはドイツ人にもなかなか好評です。

今日ご紹介するのは、超かんたんなのに、美味しくて、腸活にぴったりの”甘酒味噌”です。
名前のまんま、甘酒と味噌を混ぜるだけ!
レシピと言うには恥ずかしいくらいですが、よく作り方教えて!と言われます。

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甘酒:味噌の割合は、1強:1です。
我が家の好みは子どもがまだ小さいのでちょっと甘め。
味噌は西京みそなど甘みが強いものでなければ、お好みの味噌何でもOKです。
味噌の風味によって味が変わるので、いろいろ試すのも楽しいです。
大人用には辛みをプラスするといい感じになります。七味唐辛子や柚子胡椒・かんずり などお好きなものをお好みで。

野菜スティック、温野菜、湯豆腐、田楽、蒸し鶏など、ちょっと淡泊な感じのお料理によく合います。
お好みで柚子など柑橘類の皮や すり胡麻を入れても美味しいですね。
甘酒の米粒や味噌のこうじなどつぶつぶ感が気になる人は、ひと手間ですが、裏ごしするとなめらかになります。

腸活にぴったりの甘酒味噌!
非加熱で食べますから、甘酒と味噌の植物性乳酸菌ダブルパワーがお腹にそのまま入っていきます。
なので、素材には是非こだわって欲しいです。
腸内フローラ(善玉菌)が喜ぶ食材選びを心がけましょう!



甘酒は、米麹から作られたノンアルコールのものを是非使ってください。
米と米麹から作られた甘酒は最近特に話題ですよね!ビタミンB₁B₂B₆、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸、ブドウ糖など体に良いものがたーくさん含まれた”飲む点滴”とも呼ばれる天然の発酵甘味料です。

味噌は、原材料が、大豆・麹(米や大麦)・塩のみのもの。添加物が入っていないものを選びましょう。
こだわった味噌をじっくり選ぶのも楽しいと思いますが、そんな時間ないよーというときは、パッケージの上部に小さな空気弁がついているものを選ぶのも一つの手です。生きている菌のために空気弁が付けられているので、スーパーなどで選ぶ目印になりますね。
ドイツで美味しい味噌を買うのは簡単じゃないですねー。だからかもしれませんが、ご家庭で味噌作りをしている人結構います!友人の中にも何人かいて時々いただきます。(超嬉しい!)私も手作りに挑戦したことありますが、我が家の地下室は湿気が多すぎて(川沿いで地下室には地下水が上がってくる穴ありという古い家に住んでいます)、すぐカビが生えちゃって容器の外側もすぐに小さなカビで覆われてしまうので断念したままです。いつか新しい方法を見つけて再挑戦したいと思っています。


ドイツでも味噌や甘酒買えますよ!特にBIOショップは日本食材が増えてきましたね!